製品/技術情報

プラスチック射出成形機 : ワイドテーブル採用
 新・全電動竪型成形機 ET-80VR2

2015年9月16日

 東洋機械金属株式会社(本社:兵庫県明石市、社長:十亀和則。以下「東洋機械金属」)は全電動竪型成形機ETシリーズのモデルチェンジを行う。2004年に販売を開始した全電動竪型成形機「ET」シリーズはインサートやフープなどの複合成形に有効な竪型成形機として10年を超えるロングセラーとなった。数々の改良を重ねてきたが、東洋機械金属が成形機開発で培ってきた技術を投入し、新型「ET-Ⅱ」としてシリーズを刷新、今回その第一弾として「ET-80ⅡVR2」を発表する。
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ET-80ⅡVR2の特長

1.ワイドなテーブルと開口スペース

 テーブル直径を1200mmに拡大、搭載可能な金型サイズは159%拡大、同質量は118%増。また開口部を159%拡大し、より大きなサイズの金型に対応する。

 ※数値はいずれも当社従来機種との比較値

2.精度向上

 テーブル停止位置と異物検出機能の精度向上により、金型に対する安全性を高めた。

3.選べる射出装置

 射出装置の選択を可能とし、対応出来る成形品の幅を広げた。

4.自動シーケンスパターン

 テーブル回転、押し出し、型開閉の多様な自動シーケンスパターンに対応可能。

5.制御システム

 実績ある制御システム「SYSTEM600」を採用。高速高応答の機械制御と15インチ大型画面による操作性の向上を実現する。

6.プラスターグリースを採用

 使用量の低減と、横型成形機との共通化を実現。維持管理費を削減する。

 

 なお、2015年10月7日~10日にポートメッセ名古屋で開催される「2015 名古屋プラスチック工業展」でET-80ⅡVR2を実機出展し、成形実演を行う。

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