製品/技術情報

プラスチック射出成形機
 電動サーボ射出成形機に大型新機種を追加
 Si-1300-6

2016年12月14日

 東洋機械金属株式会社(本社:兵庫県明石市、社長:十亀和則。以下「同社」という。)は、主力製品である電動サーボ射出成形機に「Si-1300-6」をラインアップし、12月より本格的に受注を開始した。

J1059 Si-13006-型締側

Si-6シリーズは、「SMART MOLDING~プラスチック射出成形をよりシンプルにスマートに~」をテーマに2013年に発表以来、同社の主力製品としてグローバル市場に展開している。

 今回受注を開始する「Si-1300-6」は同社史上最大となる横型射出成形機で、半世紀を超える射出成形機の製造と、30年を超える電動サーボの技術を投入したものである。 

同機の最大の特徴は、国内同クラスでは類を見ない突き出しストロークを実現したことである。これはコンテナや容器類の深物成形に対応するもので、需要の多いヨーローッパ市場には国内に先駆け、既に出荷されている。 

また、大型機では製品を見ながら条件設定を行う事は困難という問題が顕著となる。これに対し同社では遠隔操作ソフトウェア「T-Remote」(オプション)を用意し作業効率を大いに改善する。

 

 Si-1300-6の特長

1.余裕の突き出しストローク

 深物成形に対応する450(mm)

2.遠隔操作ソフトウェア「T-Remote」(オプション)対応

 タブレットPCと成形機をWi-Fi接続。タブレットPCでモニタ情報の閲覧、条件変更が可能。操作盤から離れた場所で、成形品や機械の状態を見ながら条件設定や状況確認が可能。

3.制御装置「SYSTEM 700」

 Si-6シリーズで定評のある「SYSTEM 700」制御装置を採用。高精度に異物を検知する「HSP金型保護制御」やトラブルからの早期リカバーのための「トラブル診断サポート機能」などを搭載する。

 

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