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宇部興産機械(株)との共同開発ダイカストマシン
BD-650 VC EX/BD-800VC EXの上市について

 

 

宇部興産機械(株)との共同開発ダイカストマシン

BD-650VC EX/BD-800VC EXの上市について

2015年7月1日

 東洋機械金属株式会社(本社:兵庫県明石市、社長:十亀和則。以下「東洋機械金属」)は、宇部興産グループの宇部興産機械株式会社(本社:山口県宇部市、社長:久次幸夫。以下「宇部興産機械」)との業務提携により、共同開発したVC EXシリーズ ダイカストマシン(以下「VC EXシリーズ」)を、昨年より小型機BD-350VC EX、中型機BD-500VC EXと順次上市し販売しているが、このたびこのVC EXシリーズの中型機レンジをBD-650VC EXとBD-800VC EXへ拡大し、2016年3月迄に新たに上市することを決定致した。 
 

 このVC EXシリーズは東洋機械金属と宇部興産機械が長年培った技術力・ノウハウを結集した高剛性型締機構を新たに開発設計した最新鋭モデルで、割ナット式タイバー抜き装置も選択可能。射出には油圧サーボバルブを搭載したマルチインジェクションが選択でき、超低速から高速まで広範囲な鋳造条件を実現可能とし、これら全ての射出設定は制御画面上で簡単に行える。高機能と高剛性、更に高コストパフォーマンスを実現している。

 既に共同開発した型締力350トンの小型機BD-350VC EX、同500トンの中型機BD-500VC EXを順次上市しご好評を頂いているが、今回の新型モデルにより、VC EXシリーズは中型機レンジを拡大し、2016年に350~800トンのフルラインアップを完成させる。

最新鋭モデル機として中型機のニーズがより活況となっている中国自動車部品市場をはじめ、東南アジア、インドなどにも順次投入していく予定で、2016年の販売目標は20台。

 なお、2015年7月8~10日に上海新国際博覧中心で開催される第10回中国国際圧鋳会議及び展示会でBD-500VC EXを実機出展し、TOYO最新ダイカスト鋳造技術の紹介を行う。

 

BD-500VC EX

BD-500VC EX

 

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