企業情報

新年のごあいさつ

2013年1月7日

TOYOの総合力をもって
お客さまのご要望にお応えします

当社が持てる製品、技術、モノづくり、
サービスの総合力でお客さまのご要望にお応えし、
お客さまの商品価値を高める
"Customer's Value Up" を展開してまいります。

写真_代表取締役社長

 

 明けましておめでとうございます。
昨年は格別なるご支援とご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。

 

  さて、昨年は国内外の政治・経済において大きな動きがありました。特に、経済面におきましては、欧州での景気後退に加えて、中国やインド等の新興国においても景気減速が鮮明となり、世界経済は厳しさを増しました。また、国内では円高の進行や海外市況の悪化で輸出の不振が続きました。弊社グループが関係します市場では、自動車産業での設備投資が回復し、国内外ともに堅調な需要がありました。一方、電機・電子関連の需要は後半にかけて急速に減少し、厳しい受注環境となりました。昨年を振り返りますと、先ず、タイ洪水で被災されましたお客さまの設備復旧や新規稼働に、全力を挙げてお手伝いさせていただきました。

 製品面につきましては、まず、プラスチック射出成形機において、一昨年のIPFで出展しました製品・技術を市場投入しました。また、ガス発生抑制スクリュー(SAGスクリュー)や、樹脂粘度自動調整プログラム(meltcon(メルトコン))などの射出成形機の新技術は、成形時の問題解決へ寄与することで、ご好評を得ています。
 一方、ダイカストマシンにつきましては、従来油圧機BD-V5シリーズをバージョンアップした "BD-V5 EXシリーズ" を市場投入しました。また、電動機では、これまでのDsシリーズをより進化させ、かつグローバル普及機とした "Ds-EXシリーズ" を発売しました。さらに、 "2012日本ダイカスト会議・展示会" におきまして、全工程を電動化した完全電動ダイカストマシンのプロトタイプを出展し、来場者の耳目を集めることができました。
 また、昨年は、米国、中国、イタリア、インド等の各国で実施されました展示会に、商社・代理店各社のご支援を得て出展し、TOYO製品をアピールすることができました。

 今年は、混迷を深める経済や市場環境の下で、事業の安定と成長を図るために、製品、技術、モノづくり、サービス等の総合力をもって、市場の変化やお客さまのご要望にきめ細かな対応ができる体制を強化します。また、国内及び世界各地の商社・代理店の皆さまとともに、国内外でのあらゆる市場における潜在需要を開拓してまいります。さらに、国内・中国工場ともども生産面の強化を図ります。

 今後ともお客さまの商品価値を高める "Customer's Value Up"を展開してまいりますので、本年も昨年に変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申しあげます。

 最後になりますが、今年が皆さまにとりまして幸多き年となりますことを祈念しまして新年のご挨拶とさせていただきます。

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